CASUCA HADAディレクター 安野ともこさんによる先日のインスタライブでは、新作のブラトップLUNATOP SHORTと新色のHYACINTH BLUEのご紹介をしながら、ものづくりへのこだわりをたっぷりとお話しました。
CASUCA HADA(カスカ アーダ)のカップは、創業70年以上の老舗下着メーカーMICの技術とノウハウを活かして作られています。身体のねじれにもフィットする柔軟性のあるワイヤーや、通気性をよくするためのカップ部分へのパンチング加工など、機能性に長けています。
さらに、肌に触れる部分の素材感や縫製は快適さをとことん追求しながらも、洋服と合わせた時の見た目のシャープさと美しさも考え抜かれた作りになっています。CASUCA HADAは単なるランジェリーブランドにはおさまらない、スタイリングインナーブランドなのです。
今回は安野さんがインナーを作るにあたって特に注力していることのひとつ、オーガニックコットンを使用した生地について深掘りしていきます。
オーガニックコットンと人の周波数
(※ライブタイムライン8:00~14:00のトーク内容をまとめています。)
CASUCA HADA ディレクター安野さん(以下安野さん)
「オーガニックコットンを使用していることがこのブランドをおすすめする理由のひとつです。例えばナイロンで擦れたりしてアザができてしまう人が多いんです。肌当たりが悪いんですね。
それで『コットン!オーガニック!』とここまで自分がこわだっているからには、想いだけではなくしっかり裏付けも欲しいと調べたところ、ある事が分かりました。
人間の体の波動は100Hzの周波数があるのですが、波動が高まると病気をしにくくなり、波動が下がると体調を崩したり弱ってしまうということがあるそうです。
コットンの波動は70Hzなのですが、それがオーガニックコットンになると100Hzになるんです!」
MIC PR担当新井(以下新井)
「人間の周波数とオーガニックコットンの周波数は同じなんですね!」
安野さん「そうです。そしてポリエステル、アクリルなどの化学繊維は、ゼロです。
コットンのシーツなどで寝ていると身体にとって良いけれど、化学繊維ばかりまとっていると徐々に身体が弱っていってしまうというエビデンスがあるんです。私自身もコットンの下着しか使えなくなってしまっています。」
新井「コットンと化学繊維では着心地が全然違いますよね。」
安野さん「ただCASUCA HADAにはスタイリッシュに見せたいという、見え方のこだわりもあるので、オーガニックコットンの中に少しだけポリウレタンを入れています。
それがないと、生地が伸びてヨレヨレになってしまいますので、百歩譲って入れさせていただきました。」
新井「そのポリウレタンのおかげで、伸縮性がよくフィットした生地に仕上がっているんですね。」
安野さん「年齢を重ねてくると身体の線が気になってくるので、ガードルなどを履かないにしても、多少なりとも締めてくれて、体型をキレイに見せてくれるということもすごく必要なんです。」
新井「あんまりゆったりしすぎた下着だと、逆に不安になってしまいますね。」
安野さん「私は夏でも冬でもハイウエストショーツを使っているんですけど、本当にぴたっとしていいんです。心地よさも大切なのでウエストにゴムを入れずに生地を折り返して、履いた時に凹凸感や段が出来ないようにしています。
ショーツの足口やトップスの裾も深い折り返しにして肌に跡がつかないようにしています。折り返したところの縫い方についても色々なやり方を試して、一番肌当たりが良く跡のつかない縫い方を選んでいるんです。
裾を縫わないカットオフの方法もありますが、それは裾がびろんびろんになりやすかったり、コットン生地だと難しいという事もあり、見た目もキレイで肌にも優しい方法を考えてこの作りにしています。」
新井「そこは大きなこだわりですね。肌に跡がつくことってとても気になります。オーガニックコットンの優しい肌ざわりに加えて跡もつかない工夫が細部までされていますね。」
オーガニックコットンで出来たキャミソールインナーやブラトップというと、素朴な印象を抱きがちです。しかし、CASUCA HADAは肌に優しい上に補正力もしっかりあり、見た目もシャープで高級感のある、他にはないランジェリーなのです。
人の手で丁寧につくられた生地
CASUCA HADAの生地になるオーガニックコットンは、インド産のものを使用していて、人の手で一つずつ成熟した綿花だけを選りすぐり摘まれています。
オーガニックコットンとは、3年以上農薬、化学肥料、成長促進剤、枯葉剤などの化学物質や遺伝子組み換え種子を用いず、専門機関から認証を受けた綿花のことを指します。
地球に優しい栽培方法は、発展途上国で農業に従事する人たちの健康を守ることにもつながります。
大切に育てられ、収穫された綿花を糸にし、編み立てて生地にしていくのですが、編み立てる作業は和歌山県の株式会社大営メリヤスで行っています。
<写真:編み機>
CASUCA HADAで使っている生地はベア天竺という編み組織で、通常の天竺編みよりも伸縮性に長け、インナーやTシャツなどによく使われています。
編み機への糸巻きのセットと針に糸を通していく作業は、全て職人による手作業で行われます。この工程だけで1日以上かかり、そこからやっと編み立てが行われます。
<写真:編み機を回す前に技術者が編み針の調整をし、調整出来た状態の針に手作業で糸を通している様子>
工場内は常にベストな環境を保つため、徹底した管理がされています。技術だけではなく管理が行き届いている工場であるということは、上質なものづくりには欠かせません。
染色は日本でトップの染色工場である和歌山県の貴志川工業株式会社で染色整理加工を行っています。
<写真:染色後の生地>
生地は染める前にシルケット加工をしているので肌触りがなめらかです。
この加工により、発色性が高くなり光沢も出て、高級感のある生地に仕上がります。さらに洗濯後もケバが起きにくくなり、白っぽくなることを防いでいます。
ここまで手間暇かけて出来上がるCASUCA HADAの生地は、150年の歴史のある生地屋さんに手配して頂いています。長い間上質な日本製の生地を多く取り扱っている生地屋さんです。
CASUCA HADAの求める上品さ、高級感、色の発色の良さを実現するために、特別仕様の生地を作って頂いています。
CASUCA HADAだからできること
肌に一番近い下着だからこそ、毎日身に着けるものはしっかり選んでいきたいですね。
CASUCA HADAは女性の美しさを引き立てながら、身体が喜ぶ素材にこだわり抜きました。さらにその生地は手間暇かけ、特別仕様の加工を施したもの。
シンプルでシャープなデザインには、数々の舞台や映画、アーティストの衣装デザインもこなしながらスタイリストとして活躍するディレクターだからこそのアイディアが詰まっています。
他にはない心地よさと美しさの絶妙なバランスを、是非一度お試しください。
CASUCA HADA LINEUP
サイズ:0.1.2.3 (A75~F65対応)
サイズ:M.L